読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

アーユルヴェーダのタイプは、ワータ・ピッタ・カパの3つだけじゃない?

アーユルヴェーダ

アーユルヴェーダは、ワータ・ピッタ・カパの3つの体質に分けられる」

ということが有名ですが、

実は、インドの古典によると、

ワータ・ピッタ・カパの3つの生命エネルギーのバランスによって、

10の分類に分けられると言われています。

 

今回は、有名なワータ、ピッタ、カパの3種類以外の、

7種類をご紹介したいと思います。

 

まずは、ワータ・ピッタ・カパの3つのエネルギーがバランスよく働いている、

トリドーシャから。

 

トリドーシャ

ワータ、ピッタ、カパがバランスよく働いているので、理想的なタイプといえます。

しかし、そのバランスが複雑に合わさっているので、崩れると治療が難しい

(どこに不調が出たのか分かりにくい)という面もあります。

良いバランスが保てると、健康で長生きが出来ます。

アーユルヴェーダの考えでは、異なる性質を持った者同士が結ばれ、

トリドーシャの子供を産むことを理想としているとか。

 

ワータ×ピッタ

軽い性質を持った、ワータとピッタの混合タイプ。ワータの方がやや優勢です。

体つきは、ワータタイプのように、華奢な人が多いです。

ピッタの知性の部分が働き、ワータの創造力も働くので、

知的でユーモラスな方が多いです。

体力もワータよりはありますが、ピッタの行動力と、

ワータのチャレンジ精神を持って、がんばりすぎてしまうと

スタミナ切れをしてしまう傾向があります。

 

ワータ×カパ

ワータの「軽さ」とカパの「重さ」という、反対の性質の混合タイプ。

ワータの社交性とカパの愛情深さが交わり、コミュニケーション能力が長けた人が多いです。見た目はワータタイプのように華奢な人が多いですが、性格はカパタイプでのんびりしています。

バランスが崩れると、ワータの不安感や、カパの優柔不断な面が出てしまいます。

言いたいことを言えずに我慢してしまうのもこのタイプの特徴です。

 

ピッタ×ワータ

ピッタがやや優勢なので、ワータ優勢のワータ×ピッタの人より、より中肉中背で

筋肉など均整がとれている体つきです。

消化力も強く、排泄も順調で、体力があります。

純粋なピッタのタイプより、人に合わせて行動できる柔軟性があります。

バランスが崩れると、イライラや不安感など、不安定な状態になります。

 

ピッタ×カパ

ピッタがやや優勢なので、カパより筋肉質な人が多く、

カパの体格の良さが合わさって、丈夫で体格の良い人が多いです。

ピッタの競争心とカパの忍耐力があるので、スポーツ選手に向いています。

精神的にも安定していて、ピッタの知性もあるので、

精神面・体力面で、生まれつき、なんでもけっこう上手にできちゃうタイプ。

更に、ピッタの批判的な面を持つので、周りに厳しい一面もあるかもしれません。

 

カパ×ワータ

カパが優勢なので、体格はしっかりしています。

カパののんびりなところと、ワータの集中が続かない部分が合わさり、

何かに熱心に取り組むのは、やや苦手なタイプ。

カパが優勢なので、動きや話し方はゆっくり目で、人と仲良くなるのは得意です。

カパもワータも「冷たい」性質を持つので、体が冷えやすいことに注意です。

 

カパ×ピッタ

カパの方が優勢なので、筋肉質というよりは、ぽっちゃり系の

体格の良いタイプ、という体つきです。

ピッタ×カパタイプと同様、精神的にも肉体的にも安定しており、

物事にしっかり取り組める確実な行動力と、優れた体力を持っています。

しかし、カパが優勢なので、野心を抱くタイプでは無いです。

 心身共に丈夫なので、過信して無理をしすぎないことが大事です。

 

 以上が7種類です。いかがでしたでしょうか。

 

一般的には、いわゆる基本のワータ・ピッタ・カパにきれいに分かれる人より、

複合タイプの方が多いと言われています。

また、便宜的に10タイプに分けていますが、

実際は、バランスは人それぞれ様々なので、

100人100通り、1000人1000通りの、体質があります。

 

今回、様々な体質を紹介しましたが、アーユルヴェーダにおいては、

このタイプの考えに縛られすぎず、

自分の体と心の声に、しっかり耳を傾けてあげることが重要です。

良くないのは、「私はカパだから、食べ過ぎちゃダメなんだ、、」などと、

決めつけて、その時、その状況においての、自分の必要なものを

ちゃんと見極められなくなってしまうことです。

 

アーユルヴェーダにおいては、セルフケアが非常に重要です。

自分のプラクリティを知るということは、

自分のタイプを知り、自分は何をすると心地いいのか、

何が得意で、何が不快と感じるのかを、

客観的に観察することで、いつもと違う違和感に気付いてあげるのに役立ちます。

 

テレビや雑誌の「〇〇が体に良い!」という、流行の情報に流されずに、

自分にとってのベストを、日々、バランスを取りながら、見つけていくことが

アーユルヴェーダ的生活です。