彼から連絡が来なくて、不安、、そんなときは
今回は、初めて「恋愛」をテーマに、
アーユルヴェーダの考えも交えながら、書いてみたいと思います。
恋愛において、特に女性がイライラすることの1つに
「彼からの返信が遅い」
「彼からの返信がそっけない」
という、LINEなどのコミュニケーションの問題があると思います。
今回は「彼から返信が来ない。気になってしょうがない!」
というときに、どうすれば少しは気が楽になるかについて、
考えたいと思います。
まず、そもそも恋愛の根本にあるのは、
「承認欲求」と「性欲」です。
(ここでいう、性欲とは、異性からよく見られたい、という気持ち全般です)
この2つは、両方とも本能なので、
抑えることは非常に難しいため、
この「承認欲求」を上手く自分で満たしてあげることが、
恋愛において、過度にイライラさせられないために重要です。
満たされなかった承認欲求を自分で満たす
愛されたい=承認欲求 です。
「もっと頻繁に連絡してほしい」
「もっと長文で返してほしい」
など、相手に対する欲求は、
「私のことを大切に思っている、と感じさせてほしい」
「自分が価値のある人間である、と思わせてほしい」
という承認欲求の結果です。
つまり、相手が、期待通りのコミュニケーションを
とってくれていないときは、
「自分は○○されるだけの価値がある」
という、自分が期待している「承認」を
得られていない状態、ということです。
この欲求不満を埋めるには2つの方法があります。
妄想で自分を傷つけない。彼は彼、私は私。
1つは、相手の行動を、個人的にとらえないということです。
つまり、相手の行動の意味を「決めつけない」ということです。
アーユルヴェーダでは、
全ての苦しみは「自我」が存在するから生じる、
と説きますが、恋愛においても、
この「自我」が、相手に期待をさせ、
相手の行動を自分なりに解釈させることで、
色々な悩みや苦しみが生じます。
私たちは、満たされなかった承認欲求を、
自分への攻撃に変換してしまいがちです。
「彼から返事がこない、、きっと嫌われた」
「きっと、他にもっと楽しいことがあるんだ」
「彼にとって、私は、価値が無いんだ」
というように、
認められていない=自分の価値が低い
と結論付け、自分を攻撃してしまうのです。
しかし、それは事実でしょうか。
そもそも、「好きだったら1日に最低1回は連絡するはず」とか、
「大切に思っていたら、もっと素敵なデートに誘ってくれるはず」
という期待自体が、
自分が勝手に作った基準ではないでしょうか。
返事が遅い=嫌われた のでしょうか。
彼は、連絡がまめにできないタイプなのかもしれません。
(ちなみに男性は、女性と同じ頻度で連絡できる人は稀です。
傾向として、脳のつくりに男女差があります。)
仕事が立て込んでいるのかもしれません。
このように
「自分が判断をしていること」
「自分が決めつけていること」
で、自分自身を傷つけてしまっていないでしょうか。
また、自分が相手だったらどうでしょうか。
相手の立場になって、
「他人には、自分には理解できない状況や背景があるんだ」
と冷静に考えることは非常に重要です。
自分=相手と考え、相手を尊重すること、
相手の自由を認めることをしないと、
自分が自由になることができません。
自分で、自分を認めてしまう、セルフ承認
2つ目は、自分磨きに励む、です。
彼にほっとかれているうちに、自分はどんどん良い女になっちゃおう!
ということです笑
これは、外面的なことでも、内面的なことでもOKです。
美容院に行くでも、美術館に行くでも、資格の勉強をするでも、
一緒に行こうと思っていた映画に行くでも、ヨーガに行くでも、
何か、自分を内面的にも外見的にも、
より美しくすることに、時間を投資してあげてください。
そうすれば、
「綺麗になった!」「良い経験をした!」
という実感があるので、自己肯定感が芽生え、
自分の承認欲求を、自ら満たしてあげることができます。
相手に「綺麗だね」とわざわざ言ってもらわずとも、
自分に自信を持てば、承認欲求が満たされます。
また、色々、相手との関係を心配して
ネガティブな気持ちで時間を過ごしてしまうのは、
そもそも、「考える時間がある=暇」だからです。
仕事が忙しいときは、自分からも連絡を全然していなかった、
という経験が無いでしょうか?
忙しいときや、充実しているときは、
悪い妄想をする余裕が脳にありません。
そういう意味でも、部屋にこもってウジウジ
相手のことを考えるより、
外に出て、忙しく、自分磨きにいそしんだほうが、
心の健康に良いのです。
そうしているうちに、彼から連絡がきたり、
もっと素敵な人と、出会ったりすると思います。
私は、女性の「相手を愛しい」と思う気持ちは、
非常にいじらしくて、素晴らしい、愛らしいことだと思います。
だから、その素敵な気持ちのために、自分を傷つけてしまうのは
できるだけ避けてほしいと思います。
感情をコントロールする必要はありませんが、
自分を大事に、してあげてください。