3つのエネルギー ワータ、ピッタ、カパ
アーユルヴェーダの特徴的な考え方の1つとして、
体を単なる物質と捉えず、体の状態をつくるのには
目に見えない生体エネルギーが働いていると考えます。
この生体エネルギーのバランスによって、
その人個人の体質が決まり、アーユルヴェーダのトリートメントは
その体質に合ったものを行うことで、効果が発揮されます。
アーユルヴェーダを行うにあたって、
まず自分のエネルギーはどれが強いのかを知り、
自分の体質を知ることが重要です。
3つの生命エネルギー
ワータ=風のエネルギー
ピッタ=火のエネルギー
カパ=水のエネルギー
これの生命エネルギーは、全ての人が3つのエネルギーを持っていますが、
人によってそれぞれのエネルギーの強さが異なり、
そのバランスによってその人の体質が決定します。
ワータが強い人もいれば、ワータとピッタが強くてカパが弱い人、
3つのバランスが良い人(トリドーシャ)、と様々な組み合わせがあるので、
体質は100人いれば100通りあると考えます。
これらのエネルギーが活発になりすぎたり、弱りすぎると
体や心の不調をきたします。
では、次回はそれぞれのエネルギーについてご紹介します。